すっかり寒くなりましたね。気温はもう冬です!今年は雪が降るのでしょうか⛄
現在、筆者はモジュール研修を終え、OJT研修を行っております。
OJT研修とはどのような研修か、ご紹介していきたいと思います。
OJTとは?
「On the Job Training」の略で、実際の実践を通じて業務知識を身につける育成手法のことです。
経験・知識豊富な先輩方と一緒に業務に取り組みます。そのため、研修だけではなかなか実践につながらない知識・スキルを身につけることができます。
要件定義参加・議事録作成
要件定義とは、開発の最初の工程です。開発者の視点から要求をまとめ、具体的な進め方を顧客の方と決めていきます。これから作るシステムの「認識を合わせ」、お互いの「合意」が肝となる大事なフェーズです。
「要件確認書」や「仕様確認書」といった資料を事前に準備し、打ち合わせを実施します。
現在はオンラインでの打ち合わせが基本です。
学生のころから憧れだった要件定義に参加させていただきました。
要件定義をスムーズに進めるために行う事前の準備・調査の細かさに驚きました。
ある程度動くモノを準備し、動作確認をしないと気づくことができない仕様が沢山あることを知りました。
要件定義参加後、議事録作成というタスクを割り当てていただきました。
議事録とは、打合せの内容を文字に起こした書類で、以下の様な役割があります。
✅ 議論内容の共有
✅ 議題・課題の承認記録
✅ 課題の管理
そして最も重要な用途は、後から「言った、言わない」の水掛け論を防ぐことに
あります。水掛け論になってしまうと、調整がややこしくなり、プロジェクトがスムーズに進行しません。そのため、誰が発言したのか・何が決定したのかをポイントにまとめていきます。
・メモを追いつかせること
・業務知識を蓄え、議事内容を理解すること
どの情報が重要か見極めるためにも、どちらのスキルも必要だと痛感しました。今後磨いていきたいです。
また、関係者に提出する資料のため、見やすさ・簡潔さが重要だと感じました。
詳細設計書作成
また、今回のプロジェクトでは、機能実現のために新規画面の追加を行う予定です。
その新規画面の詳細設計書を作成しました。
詳細設計書とは、システムの全容を具体的な機能に落とし込んで設計する段階です。
システムの内部構造まで記載するため、どのような処理・関数が必要か細かく調査する必要があります。
「誰が見ても開発を進められるような設計書が理想」
と教えていただきました。
過去の事例や他の画面ではどのように動作しているのか、調査がメインの工程であることに気づきました。
気づきを得た部分
OJT研修とはいえ、実際の業務のため、いままでの研修と緊張感が違います。
一番の違いは、プロジェクトの一員となったこと・成果物の先に顧客がいることです。
「タスク管理」「適切な報連相」「期限の厳守」「アウトプットの品質を高める」など、社会人のビジネス基礎を再確認し、凡事徹底を実践していきたいと思います。
自分のタスクがプロジェクト全体のどこを担当しているのか把握しながら、責任感を持って引き続き進めていきます。
今後は?
要件定義で仕様が固まったら、見積→契約と進みます。
そして、いよいよ製造工程に移行していきます。
次回の記事で、製造工程の紹介ができればと思います。お楽しみに!
会社ビルのロビーにクリスマスツリーが出現!🎄