はじめに
お疲れ様です。ERP事業部大阪開発部の田原です。
最近の休日はピリ辛の回鍋肉の素となるCookDoの商品を探し求めて歩いています。(最寄りのスーパーには何故かない。)
わざわざ探さなくても通常の辛みの素は売ってるのですが、人間一回辛みのレベルを上げてしまうと、それより下では満足できない舌になってしまいますよね。そういうことです。
さて、今回の内容は前回のブログの最後に「業務とは無関係Tipsシリーズ」でいくと話していましたが、業務にも関係ある話になりそうですしTipsでもなくなっています。
では今回は何を話すかというと、システム開発における設計に関して、普段自分で思う部分について述べたいと思います。
設計について最近思うこと
システム開発を行うにあたり、設計過程は製造を実施していくなかで指標となる重要要素です。
私自身も設計書を作成する際には、第三者が見てもわかるというような粒度を目指しています。最近は実務にも参加しているなかで他の方が書かれた設計書などを拝見し、勉強させていただいています。
その中で今後、設計する力っていうのが重要になってくるのではないかなあと思っています。
というのも最近は生成系AIによるコード作成が可能になってきており、企業では生成系AIを用いることで作業の効率化を行うというような動きが見られます。(下記記事は一例)
さらにX(Twitter)などでも生成系AIがコードを書くのが主流になるだろうという投稿が多く見られます。
一方で、AIにコードを記述する際にはこちらから正確に要件または設計の内容で入力を行わない限りは欲してるコードを返してはくれません。機能にもよりますが入力の粒度は、人間相手よりもより細かいものが求められるでしょう。
そのようなことから自分が最近思ってることは、AIがコードを書く流れが本格化したときに正確に要件を伝える設計力が必要になってくるのではないかなということです。
設計力がものをいう事例
ここからは閑話休題です。
では設計したものがそのまま内容物として出力される事例として3DCADからの3Dプリンタの流れをご紹介します。
これは僕が初めて3DCADで設計したスマホスタンドです。一応熊をモチーフに作りました。
実際に出力したのがこの紫のスマホスタンドになります。3DCADや3Dプリンタに関しての詳しい話はまたいずれできたらと思いますが、設計力で左右されるこのような技術もあるというご紹介でした。
ソースコードでもクラス図からコードのスケルトンを作成できるツールも存在します。以下はそのツールの一例です。(探したら他にもあると思います)
上記は私が学生時代にJavaを勉強していた時に使用していたものです。有名なのでご存じの方も多いかもですね。わけあってもう使っていませんが、非常によい設計ツールでした。
このような自分自身が設計した設計書などがそのままソースコードや納品物におこされるのが主流になる時代がもしかしたら来る可能性も0ではないかも。
おわりに
今回は設計について私自身が考えていることを述べました。
これをいうと元も子もないですが、生成系AIでのコード作成が主流になろうとなかろうと設計する力は大事です。なので皆さんも上流工程にも目を向けて日々勉強していきましょう。
設計は実現可能か否かを見極める力がまず必要だと思うので、日々の製造作業などでそういったものを見極める力をつけていくことが大事だと思います。夢を語ることが設計ではないと昔怒られました。
では最後に学生時代に私が聞いた一番好きな座右の銘を紹介します。それは「わかれば作れる」です。これはどんなものでも本質を全て理解できれば作れないものはないという意味らしいです。当たり前のことですが、とてもいい座右の銘やと思います。
逆にいえば設計書も人が理解できるために作成するってことが大切なんやと思います。
大阪にもITSの恩恵を。。。