File04.開発演習を振り返って

はじめに

お疲れ様です。ERP事業部大阪開発部の田原です。

本社での集合研修が終了しました。3か月間でビジネスマナーから実務で使用する技術的な知識まで様々な学ぶことができました。その中でも私が最も印象に残っているのは集合研修の最後に行うチーム開発演習です。

今回はそのチーム開発演習を私の所感を交えて振り返っていこうと思います。

開発演習

開発演習は1チームを5人ずつで割り振って計3チームで行っていきました。そのチームでどういうものを作るのかという要件定義から始まり、基本設計、詳細設計、製造、テストまでを1週間ほどで行いました。


1週間という短い期間ですが、その限られた時間の中で締切日までにどこの機能までを実装するかというスケジュールを立てて開発を行うことはとても良い経験になったと感じています。また、要件定義から本格的に設計書などを作成して実装する機会というのも学生時代ではなかなか経験できないと思います。私自身も初めての経験でした。

制作物については、要望としてはログイン機能とデータベースにアクセスしてなんらかの処理をする機能の2つは必須であると指示されました(※自分の記憶が正しければ)。その機能さえ実装すればある程度チームで自由にシステムのテーマを決めてもよいので、作成難易度も自分たちで設定できるいい演習だったと思います。


ちなみに私のチームはフードデリバリーサービスというお題でシステムを作成しました。ログインしてから商品の注文までの一連の流れを管理するシステムです。セキュリティ面とか考慮しながら作成するのはとても楽しかったです。

開発中の雰囲気

正直なところ、開発が始まる前は開発中の雰囲気は殺伐とするんじゃないかと考えていました(笑)。
しかし、実際はそんなこともなく開発中はどのチームも和やかに開発できていた気がします。他チームとの意見共有も頻繁に行われ、とてもよい雰囲気で開発が行われていたように感じます。


私のチームに関しては、得意不得意をうまくカバーしあいながら実装ができていたと思います。私はデザインが苦手なため他のメンバーにデザイン面を担当してもらいました。その代わり、C#で内部処理を行う部分を実装するのを受け持つというようにタスクを上手くお互いに割り振れました。そういった連携が上手いことできる雰囲気があったのが、システム開発が順調に進んだ要因の一つなのかもしれないですね。


すごいのは全3チームとも短い期間のなかでとても完成度の高いシステムを実装していたことです。知らない実装手法を取り入れているチームもあり、勉強させてもらう機会がとても多かったです。

終わりに

今回のチーム開発演習では貴重な経験ができ、学ぶことも多かったと感じています。学んだことすべてを語ると長くなるのでやめますが今後の実務で活かしていきたいです。

集合研修が終わったので現在は大阪支社にいますが、また本社や福岡の同期たちとも仕事できる機会があればいいですね。その時が来た時のために力を蓄えておきましょう(笑)

“人生は何者にもなれないと気付いた時から始まる”って恩人が言ってた

この記事を書いた人

出身校:京都産業大学院 先端情報学研究科
趣味 :ソフトテニス,ゲーム
一言 :京都で生まれ育ちました。美味しいものが食べたい。